絵本で心を自由にし「思いを生きる」お手伝いを。

2020年1月に掲載したものを改訂し8月に再掲しました。


今年の私の目標は「整えなおす」。

「絵本の詩」のコンセプトや見え方、発信などの活動についても、整えなおしています。

まず最初に取り組んだのが、「絵本の詩」のミッションを明確にすること。

「絵本の詩」のミッションは、「絵本をきっかけに、自分の思いを生きる人を増やす」こと。

「思いを生きる」とは何なのか?

私は「思いを生きる」とは、他者からの働きかけではなく、自分の魂が望む生き方をすることだと考えています。その時、心が一番望むことに集中し、周りの声に揺らがない軸、心の強さが必要となります。

実はこの言葉、大好きな石井ゆかりさんの、ある週の自分の星座の占いで出てきた言葉なのです。

他者からのはたらきかけだけに
自分の実感を求める人は
「思いを生きる」ことの豊かさに
気づきにくいのですが、

「思いを生きる」ことを意識した時
深くなっていく心の力を
必要としてくれる人に
出会えることもあります。
                  石井ゆかり

本当に美しい文章ですよね。

このメッセージを受け取った時、よくわからないなりにも、心に響くものがありました。思いをもち、思いのとおりに生きようとしながらも、他者からの働きかけに、無意識のうちに影響されたり、振り回されたりしている自分がいたことに気づいたのです。

でもこうして言葉の応援をもらってからは、「思いを生きる」という言葉を大切にし、「思いを生きる」ことの豊かさを考え続けています。

誰かの説明できない気持ちを言葉にし、それで人を変えられる石井ゆかりさんってすごいなと思います。


絵本には上記のような、他者からの働きかけや思い込みにより不自由になってしまった大人の心を解放し、自由にしてくれる力があると感じます。

絵本でクスッと笑ったり、温かさを感じたり、ほっこりしたり。それは凝りがほぐされている、かたまりが溶けているということではないでしょうか。「絵本の詩」は、大人を自由にする絵本を通して、皆さまが自分の思いに気づき、思いを優先して生きるお手伝いをしていきたいと思っています。