絵本セラピー®︎開催レポート

〜2月の彩の葉 絵本セラピーより〜

2020年より、神奈川県藤沢市の自宅サロンにて2カ月ごとの開催となった彩の葉 絵本セラピー。今回は「すべての人に〇〇が必要!」というタイトルでプログラムをご提供しました。少人数での開催であることから、参加者の皆さまにご意見をお聞きして注意しながら開催しました。

すべての人に必要な〇〇とは?

この問いかけに対し、皆さまが事前にイメージしておられたものは、

  • 温もり
  • 癒し
  • 思い通りに生きること

と、さまざまながら、その人が大切にしていることだったり、足りていない時はつらいなと感じるものだったり。

まさにどれも必要!と思えるものですね。

今回の問いかけは、5冊の絵本と一編の詩を使って、〇〇に当てはまりそうなものは何か、考えていく形にしました。皆さんはすべての人に何が必要と思われますか?

なんと、答えは「石」。

『すべてのひとに石がひつよう』 バード・ベイラー著 ピーター・パーナル画 北山耕平訳 岩波書店

絵本『すべてのひとに石がひつよう』は、自分にとって友達のような存在となる特別な石の見つけ方を描いたもの。

この「石」の見つけ方が、何だか深いのです。人生の大切な何かを探す時にも当てはまるようで…。

この絵本を読んだ後のワークでは再度、「あなたにとって『石』とは何か?」を問いかけました。すると、皆さま最初のイメージとはまた別の多様な答えが返ってきました。

  • プロ意識。自分にとって譲れないこと。
  • いし=意志。「自分にとって心地いい」を選んでいくこと。
  • パートナー、他者の中で最上級の存在。人は一人では生きられない。
  • 自分なりの生き方。体の芯が通って地球とつながること。

ちなみに私の答えは「生きがい。人生を通してやりたいこと」でした。

私の石。高校留学先のデンマークで見つけて以来、大切にしています。

室礼のテーマはひなまつり

月末の開催となったので、皆さまをお迎えする室礼はひなまつりがテーマ。

雛=小さなものを表すため、プログラムには『ちいさなちいさなおんなのこ』を選びましたが、かわいい絵と美しい装丁に「ほしい」の声も。

『ちいさなちいさなおんなのこ』フィリス・クラシロフスキー文 ニノン絵 福本友美子訳 福音館書店

実はまだ準備中なのですが、絵本セラピーで使用した絵本を購入いただけるよう、絵本の詩では、絵本の販売を始めることにしました。

絵本セラピーの参加者の方から早速入った記念すべき1冊目のご注文はこちらの絵本。セラピーでの問いかけとは別の質問を添えてお渡しします。

由比ヶ浜さんぽ

絵本セラピーの後は希望者で、ランチ&お出かけ。マスクをして、由比ヶ浜へ。

中華ランチを満喫した後は、潮が引いた由比ヶ浜海岸へ。近くのパン屋さんのパンをトンビに取られそうになりながら食べる人や、『すべてのひとに石がひつよう』の真似をして地球の声が聞こえそうなくらい砂浜に耳をつけてみる人など、海や風、空気や光との時間をそれぞれ楽しみました。

せっかく藤沢まで来ていただくので、今後もこのようなプランを立てたいと考えています!

いただいた感想のご紹介

今回は、皆さまにとって絵本セラピーとは何かを教えていただきました。

  • 人の気持ちや想像力を思い出させてくれる。日々働いていると必要。シェアする時に、「〇〇さん」と声をかけるだけで、たった一人の人に変わる瞬間がかけがえのないものだと思います。短い時間で私の「石」を言葉にできたのでびっくりしました。今の私にとっての正解を言葉にできて満足です。
  • みんなにシェアすることで、自分の思っていることでも新しく発見できることがおもしろい。他人の意見や発想に触れる機会も減っているので癒しの時間になる。
  • 私にとって絵本セラピーとは「冷たい空気に差す光」です。澄み渡る空気のような自分の心にきらきらと差し込むまばゆい光。そんなイメージで毎回参加しています。
  • 頭で聞いてしまうところがまだ多くあった中で、体の芯が通った感覚が味わえたことがとても良かったです。

皆さま、今回も素敵な心のシェアをありがとうございました!