「安心して身を委ね、想像力を巡らせる場所」

絵本セラピー®︎開催レポート

〜5月の彩の葉 絵本セラピー 藤沢開催より〜

週末に、5月の彩の葉 絵本セラピーの藤沢開催分を無事終えることができました。

約1年ぶり、「絵本の詩」に名前を変えてからは初めての開催となる今回は、リピーターさんに加え、なんと絵本セラピストの大先輩が訪ねてきてくれました。

キーワードは「自分らしく選ぶ」

人生やキャリアにおいて、そして絵本セラピストとしても多くの深い学びを経験されている人。その方が大切にされている『ぜつぼうの濁点』という絵本をプログラムに組んでいた私は、お申し込みをいただいてから、とても嬉しく光栄な反面、焦るばかり。

「大先輩に私が絵本セラピーをしていいのだろうか」

「何より、あの絵本は変えた方がいいだろうか…」

 

一瞬、そう頭をよぎりました。

でも、自分で選んだ今回の絵本セラピーのテーマ「毎日を生きる」。

このテーマで伝えたいことがあったから、テーマに沿ったストーリーラインを考え、自分なりに練った選書でした。

「勝手に忖度して変えるなんて誰も望んでいないはず」

「このスタイルで、自分の絵本セラピーで、『絵本の詩』をやっていこうと決めたんだから、自分で決めたことを貫こう。相手によって態度を変える人にだけはならないでおこう」

 

そう思い直し、胸を借りるつもりでそのままのプログラムで絵本セラピーをさせていただきました。

すると、絵本セラピーが始まると、楽しそうにもう一人の参加者と意気投合され、果ては宇宙の話にまで発展。お菓子用の取り皿を手に取られ、地球に見立てられた時には、何が始まるのかと思いました。

 

誰かに喜んでもらうことが自分の幸せに

参加者のお二人には、積極的に感じたことを言葉にしていただき、本当に盛り上がり、楽しく刺激的な会となりました。

ワーク中、共通して出てきたもう一つのキーワードが見出しの言葉。思いがけず、改めてそのように実感できる出来事があったそうです。

私もそうだなぁと思いました。途中からついていけなくなった私を置いて、盛り上がる初対面のお二人を見ていて、なんだか嬉しくなり、笑いがとまりませんでした!

今、この時を意識して生きる

リピーターののりたまちゃん(許可を得てお名前等、開示しています)は、自分の過去を巡り、自分の根っこと輪郭を知る旅に誘ってくれる「自分旅行」を主宰しています。自分で考え自分で決められる人を増やす、「自分らしく選ぶ」を毎瞬、意識している人です。

偶然にも、「ちょうど今、『絶望』と『孤独』などの悲しい言葉について研究している」と言うではありませんか。それは、「それらを経験した人にこそ、その反対の境地への扉が開かれるから」と。深い。

絵本『ぜつぼうの濁点』に絶妙なタイミングで出会えたのみならず、今回の参加者同士の出会いにより、1つ1つの自分の言動を意図すること、この時を意識することの大切さと、絵本や絵本セラピーの面白さをますます感じてくださったようです!

このように、彩の葉 絵本セラピーの場では、もはやシンクロニシティは当たり前の現象となりつつあります。

この日時間があったのりたまちゃんとは、海岸まで自転車で遊びに行きました。振り返り見た時の、初めての電動自転車を慎重に乗りこなしていたのりたまちゃんのかわいい姿が胸に残っています。

自分を振り返る「自分旅行」と「絵本の詩」のコラボに乞うご期待です(笑)。

「安心して身を委ね、想像力を巡らせる場所」

参加者の皆様からいただいた感想をご紹介します。

  • プログラムの心地よい流れに、安心して身を任せることができて嬉しかったです。
  • 参加する方との会話が発展していくのが楽しい。
  • 絵本がシンプルだからこそ巡る想像力。この場所もそうさせる。

心理カウンセラーであり絵本セラピストの大先輩や、感性豊かで自分を持っているのりたまちゃんからこのような感想をいただけて、励みになります。

藤沢開催ならではの特典

  • 自宅なので、運がよければランチシャンパン、ランチワインができるかも(ご持参もウェルカムです♪)

  • 時間と体力があれば、電車と徒歩で往復1時間弱の海岸散歩へご案内できます♪

この季節からは、道すがらの藤沢市民のビーサン率に驚きつつ、海を見てぼーっとしたり、おしゃべりしたり、裸足で砂浜を歩いても。ゆる~いひとときで息抜きができますよ。

5月の彩の葉 絵本セラピーは5月18日に東京・神保町で開催予定です。