2月から3月、大きな心境の変化がありました。

あるきっかけで、SNSやグループ、コミュニティ的なものと距離を置くことができるようになり、日々、淡々と派遣の仕事（文章を中心とするコミュニケーションの仕事で楽しいのです）と、家のこと、絵本から学ぶことに勤しんでいました。

「本当はこうした方がいいのかな」とやりたくないことをやらねばと気を揉むことをやめられて、気持ちが楽になりました。楽になる＝心が自由になること。この心の状態をずっと維持したいといつも思います。

毎日、身支度をして、仕事をして、掃除をして、ご飯をつくる。その繰り返しだけれど、それはまるで絵本の世界。

雑音がなくなり、自分の生活と大切な人たちのことだけに集中できる、とても充実した感覚を取り戻すことができました。

新しく興味を持ち始めているのは？

そんな心境と生活の変化のためか、最近は新しいことに興味を持ちはじめていて、自分でも新鮮です。

それは、台所道具など、経年変化を楽しめる道具。

アンティークの家具や器は前から少しずつ集めていましたが、すぐに色が変わってしまうシルバーのカトラリーや銅の道具は敬遠していました。でも、銅の鍋を使い続ける90代の料理家・桧山タミさんにあこがれ、最近のほしいものは銅のやかんと鍋！経年変化を楽しめる愛用品を大切にしたいなと考えています。

なんと、アートにも興味が！

そして最近、小さな作品ですが、あるアーティストさんの絵画を購入しました。狭い家に飾れる壁もないのでこれまでは観賞するだけだった絵画などのアート。でもそのアーティストさんの作品には心を奪われました！

もうすぐ、50代。40代でいろいろな学びができたから、これからどうしようかなと少しもやもやしていましたが、アートを自分なりに楽しみ、経年変化を楽しめる道具を愛用するという、50代にふさわしい新たなテーマが1つできました。小さなテーマですが、なんてことない生活だけど、自分の生活（life）を愛することは、つまり自分の人生（life）を愛することにつながると思うからです。

道具類はわりと綺麗に使うタイプなので、今から愛用しても大きな経年変化を感じられるかわかりませんが、それも自分の愛用品という感じがして楽しみです。

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そして、手放した分（SNS）、入ってくる（新しい興味）というのは本当だなと改めて実感しています。次はどんなことを手放せるか、こちらも楽しみにしたいです。