【絵本百選-3】『すべてのひとに石がひつよう』-自分にとって大切な何かを持っていますか?

絵本の詩オリジナル、あなただけの「質問カード」を添えてお届けするOnline Shopに絵本が入荷しました。大人を自由にしてくれる絵本100選です。

『すべてのひとに石がひつよう』。こちらも初めて読んだ時にはっとさせられた1冊で、すぐに絵本セラピーで使わせていただきました。

表紙の紹介文には「多くの人が石(小さな地球)に眼を向けるきっかけとなりました。(中略)至高の石の本として世代を超えて読みつがれています。」とあります。でも私には、全く違うことを伝えている本のように思えます。

「すべてのひとに石がひとつひつよう。」

自分だけの石を持っていない子は、他のどんなものを持っていてもかわいそうだというのです。

もし「石」が自分にとって大切な何かだったら…。

自分にとって大切な何かを見つける時は、この絵本で石を見つける時のルールとして書かれていることがそのまま当てはまると思いました。それは、

・静かな環境で選ぶこと

・近づいてよく観察すること

・自分にあったサイズを選ぶこと

・誰にも相談せずに選ぶこと

自分で見つけていつまでも永遠に大切にできるような石。

そんな特別なものを見つけられたらいいなと思いませんか?

いくつになっても見つけられる

若いうちに好きなこと、やりたいことを見つけられた人は本当に幸せです。でもいくつになっても遅すぎることは決してないと思うんです。

私も大切なものを見つけたのは40代になってから。50代、60代でまた新しい何かと出会えるかもしれません。

むしろ20代、30代はまだまだ自分のことがわからず惑い、何も見つけれませんでした。泣いたり笑ったり、経験を重ねてきたからこそ見つけられたと思っています。

皆さまも特別な石を見つけられますように。

絵本の詳細はこちらをご覧ください。